絵に見るこどもの感性と個性

5月から、近所でやっているこども絵画教室に
こどもたちと参加しています。

本来は小学生からの教室なのですが、
私が補助に入るという条件で未就学児の次男も参加。
一緒に教室にいられるおかげで子供たちの個性が目に見えます。

これは、青だけで空と海を書いてみる会

色の選び方、組み合わせ方、
塗り方の精密さが本当に各々ちがう。

紙に図形を書いて色を塗ったら
それを好きな色で塗った枠で飾り付けします。

抽象的に書く子、実際にあるモノをイメージして形を組み合わせる子。
アウトプットの仕方もそれぞれです。

目次

言葉を明文化する

今週は、完成した絵の発表会を行いました。

ひとりずつ前に出て、絵の題名を言ってから、
がんばった・見て欲しいポイントを言います。
その後で、周りのみんなから質問タイム。



「題名は『海の中』です。」「キラキラさせるところをがんばりました。」
「はい! 何で全部塗らないで隙間を残したんですか?」
「めんどくさかったからです!」
先生「でもそのおかげで泡のきらきらした感じがよくでているね〜」


「これは『夏の野菜』です。」「はみ出さないように塗るのをがんばりました。」
「それはかぼちゃですか?」「あ!あれはにんじん!」「キャベツもある」


「これは『夜です』」
「その船のしたの陰みたいなモノはなんですか?」
「これは船じゃありません。」


ちゃんと自分の気持ちを言葉で明文化して、
他の人の価値観と向き合って、疑問に思ったり、それをまっすぐぶつけたり。



こどもたち同士の発表と、質疑応答が面白かったり、
感心したりしながら見ているのがとてもワクワクしました^^

いつもの学校とはちがうコミュニティは子供にもいい

2週間に1回1時間半だけという少ない時間、
いつもとは違う学校の子供たちと一緒に絵を描く子供たち。

みんなで絵を描きながら
上級生の子が
「うちの学校の先生さ〜…」
「あ〜うちもうちも!」
と愚痴?を言い合ったり、

下級生組は
よくわからない突っ込みをしあってただただ笑い合ったり😂

こういうご時勢だからこそ、大人もコミュニティに助けられるけど、
子供も一緒なんだなぁと実感しています。

そして、こどもたちの本当のメインはこっち

絵画教室が終わった後は毎回勝手にはじまる
恒例の鬼ごっこタイム

子供たちにとってはこっちがメインじゃないかってくらい汗をかいて
20分間ほど走り回ります。
ただ教室の外をぐるぐる追いかけ回っているだけなのですが、
すごく真剣。

絵画教室がはじまる前にも、鬼ごっこに向けて準備体操をしていたりしています。
親からすると、何の教室にきているのかわからなくなりますw
タオルと水筒と着替えが必須です。絵画教室なのに。

左:次男の作品「まる」
右:長男の作品「形の世界」

子供も大人も、何だか一息つける時間の過ごし方です。

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この記事を書いた人

13年間 設計事務所で企業戦士を務めてきた二児の母が、
家族の暮らしを見つめ直した日々の記録。

ふだんは忘れんぼう、おっちょこちょいママだからこそ
仕事で培った設計スキルや整理術、企画力を生活に生かして
明るい家族計画をすすめていくブログ。

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