【ゲームセンターで学んだ!vol1.】「思いやり」を親子で問い直した日

週末、ゲームセンターでの体験が子供にとっても親にとっても学びの多い日となりましたので
書き記しておこうと思います。

目次

普段は行かないゲームセンター。

私は基本、子供をゲームセンターに連れて行かないようにしています。
もちろんゲームセンターは私も好きですが、
単純に、

・「パパと来た時にだけ行けるゲームセンター」という希少性を出すことと、
・触れ合いが少なくなりがちなパパとの親子時間を楽しんでもらうこと

を目的としているためです。(この手も何年使えるだろうか。。)

ですが、先日ちょっとしたきっかけで、
英会話教室の帰りにゲームセンターによることになりました。

ゲームセンターで見た、「こぶとりじいさん?エピソード」次男編。

週末、長男を教室に迎えに行った際、10分早く着いてしまった私と次男は、
「お金は出さないからね!」という条件の元、数分間だけゲームセンターの中を見て回ることに。

次男が安いレトロゲームをカチャカチャ触りながら歩いていると

「チャリチャリーーン✨」

と返却口にコインが2枚出てきたのです!!

2枚かぁ!お兄ちゃんと一人1回ずつやらせて帰ろうかな

と、即座によからぬ思いがよぎった私🤣を横目に、
次男が「店員さんに持って行かなきゃ!」と店員さんを探してコインを持っていきました。

何やら、「誰かが忘れたものかも。その人が困ってるんじゃないか」と思ったそうです。

「いい子に育って😭✨私も見習わないとなー!」とひとしきり次男の頭を撫でていると、
後ろから先ほどコインを渡した女性の定員さんが来て、

おにいちゃん、良い行いをしてくれたのでこの券をあげるね😊!

これがあればいつでもどのゲームでも1回できるよ^^

と、そこのゲームセンター限定のチケットをもらいました。

親としては、正直少し読めていたこの展開。
ゲームセンターのゲームなんて、絶対1回じゃ終わらないので、
チケットをもらうことは親にとっては喜びづらいシチュエーションなのです😅

良い行いをして、人に喜んでもらった証に
どのゲームでも1回やっていいチケットをもらえた次男の顔は
それはもう輝いておりました🌟

まぁ今回はしょうがないな!と諦めた私は
「じゃあお兄ちゃんの1回分はママが払うから、教室の後で二人でやりな^^」というと
「うん!」とキラキラと目を輝かせた次男と一緒に、英会話教室にいる長男を迎えにいきました。

ゲームセンターで見た、「こぶとりじいさん?エピソード」長男編

長男の教室が終わり、
次男が先ほどのエピソードを誇らしげに、自慢げに兄に「これでポケモンメザスタやろうぜ!」と話をすると、案の定長男は「いいなー」とチケットをうらやましがっていました。

「〇〇(長男)の分はママが出すからさ^^」
と話しながらゲームセンター方面に歩いていたところ、

急に長男が「なんだあれ?!」と、
ゲームセンター向かいのフリースペースで何かを見つけました。

見ると長男が、なぜか落ちていたポケモンメザスタのタグ(対戦に使用するアクリルカード)を拾った模様。

周りには落とした子供らしい人はいません。

やった!持ってないポケモンだ!

と喜ぶ長男。
「だよねー^^」と思いながらも、

でもさ、それ無くして困ってる子が後から探しに来るかもしれないよ?
〇〇(次男)はそう言ってコイン返しにいったんだよー?

と焚き付けてみると、

そうだね…俺、これ返してくる!

と言って、ゲームセンターの窓口にポケモンゲームのタグを意気揚々と持っていきました。


しばらくして帰ってくると、
少しスッとした顔の長男が、


何ももらえなかった。。。。

とポツリ🤣🤣🤣

店員さんが女性から男性に変わっていたせいか、
良い行いを認められた証も、ゲーム1回できる券ももらえずに帰ってきた長男は
次男と同じ待遇を受けられなかったことに残念さを隠せておりませんでした🤣

良い行いは、見返りを求めて行うものではない、ということ。

長男が届けにいったポケモン メザスタのタグ

その後長男と歩きながら、
「しょうがないさ!何かもらうために良い行いをするわけではないし、
何ももらえなくても〇〇(長男)は良いことしたと思うよ!」
と頭を思いっきり撫でると、

「まあ、それは俺もわかってるけどね!」
と気持ちを持ち直したようでした。


しかし、よくよく考えてみると、
長男が今音読で読んでいる「かさ地蔵」
「思いやり」と「見返りを求めない優しさ」が教訓のはずですが、
結局お地蔵様からたくさんお礼の品をいただいているし、
今回の件の方がよっぽど長男にとっては学びがあったような気がしました☺️笑

まずは私がたくさん褒めてあげることで
有用感や自己肯定感を育ててくれたらな、と思った週末でした。

むしろ、ママの方がよっぽど欲深いわー🤣


余談。
今回の件とは少し違いますが、
「こぶとりじいさん」のお話は少し腹落ちしないなぁといつも思っています。
意地悪なおじいさんは、ダンスが下手だったからこぶを2つに増やされたというオチですが、
ダンスが下手なことが罪なのか、、、
ダンスが上手かったら意地悪なおじいさんも評価されたのか、、、

昔話も頭に入れつつ、
その都度自分で考えることが大事ってことですね🤣


明日はまさかの【ゲームセンターで学んだ!vol2.】ですww
今日も半歩✊!

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この記事を書いた人

13年間 設計事務所で企業戦士を務めてきた二児の母が、
家族の暮らしを見つめ直した日々の記録。

ふだんは忘れんぼう、おっちょこちょいママだからこそ
仕事で培った設計スキルや整理術、企画力を生活に生かして
明るい家族計画をすすめていくブログ。

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