私は前職では、設計という仕事柄から、
お客様はもちろん、
職人さんやメーカーさん、メンテナンス会社さんなど、
たくさんの企業さんとやりとりをさせていただきました。
その時に社長から教えてもらったことで、
今も仕事やプライベートで実践していることがあります。
それが、
「今日お世話になる人に朝連絡をする」ということ。
新入社員時代、社長に教わったこと。
「今日お世話になる人」と言っても、
保育所の先生だとか、スーパーの店員さんだとか、
誰かれかまわず連絡しまくる、ということではありません😅
先週、〇〇さんに連絡してお願いしてた現場調査が今日だな。
〇〇さんに連絡しておこう。
や、
今日□□さんが現場に入るって言ってたな。
私は今日は行かないけど、挨拶しておこう。
といった感じで、
たとえ自分は今日直接会わない人だとしても、
ということを社長から教わりました。
本当に必要な場合は、前日にリマインドを入れておく、
ということはもちろん大事なのですが、
一見、連絡を入れなくても問題なく回りそうだな、
と思うような時にも連絡を入れておく、
ということなのですが、
これを、新入社員時代の私は全くやっていませんでした。。。
社長から、
お前、今日連絡したのか?!?!
と聞かれた私。
「今日はしていません」と答えると
「人として、直前の連絡はしておくのが当たり前だ!」
と、かなり怒られていました😅
「えーーー、、、でも、もう確認とってるし、
連絡のためだけに時間取られるのも、、、
今日の作業だけでもいっぱいいっぱいだよ😭」
なんて思ったりしていたあの頃の私。。
しかし、年を重ねて、立場が上になればなるほど
事前に連絡を入れる重要性が身に染みるようになってきました。
「事前に連絡を入れておく」効能 3選
そして、時を経て現在、
私が思う「事前に連絡を入れておく」ことの効能が以下の3点です。
1に関しては、
クライアントさんに対しては、安心してもらうための意味があったり、
協力業者さんに対しては、「ちゃんとお願いしますね^^」と、
少し緊張感を持ってもらう意味もあったりします。
2
そうやって連絡をとることで、
「そういえば、連絡もらったついでにこれも聞いておこうかな」など、
改めて電話するほどでもなかったけど、
ついでに聞いておきたい小さな疑問だったりも確認しやすい環境が作れます。
3
そうして相手が抜かりなく行動に移せることを事前に確認できることで、
「最後に現場写真撮ってねってお願いしたけど、〇〇さんちゃんと覚えてるかな、、」
なんていうような悩みも解消でき、
自分自身も安心して他の作業に集中することができるようになります。
実際にこの方法で、認識違いを事前に修正してミスを防いだり、
職人さんの「忘れもの」に対応できたりしたことがありました。
公私共に役に立っている今。
新しい仕事に就いた現在、
仕事においてもプライベートにおいても、
この方法を取り入れていたおかげでよかったなあと思った出来事が最近ありました。
現在仕事で、県の就職支援セミナー等を開催するプログラムの事務局を担っており、
主婦の方など 一般の方々と連絡をとることが増えたのですが、
先日、「台風の日に、事前に連絡を入れてくださってとても安心しました。
気遣いができる方なんだなと思いました^^」と言ってくださった方がいて、
さらにその方が、新しいクライアントさんを紹介してくださったのです😊
プライベートでも、
最近家族全員風邪をひいてしまい、
今年の田植えに参加ができなかったのですが、
稲刈り日の当日、夫のお義母さんお義父さんと密に連絡を入れていたので
嫁としても信頼を得られた、ということがありました^^
たった一言だとしても、
「声を掛ける」という行動だけで
相手に伝わる「心」があるんだなということを改めて認識したこの習慣、
今後も大切にしていこうと思いました😊