ここにきて正月の記事を連投していますw
宮城に嫁いでから、毎年欠かさず参加している実家の行事、
それが「餅丸め」です。
餅丸めとは
「餅丸め(もちまるめ)」とは、
正式な言葉ではないかもしれませんが、
我が家では鏡餅を作ることを言います。
うちでは年末、お世話になっているお寺さんの分の鏡餅も作っているため、
が恒例行事になっています。
結婚して10年、
餅丸め暦も8年目になりました!
28日は、
・のし餅3升×8軒分
・ごま豆餅3升
を作るため、
なんと合計26升(54kg)分を炊いて、餅にするという作業を行います!
30日は、
・鏡餅大(上750g、下1,100g)×3組
・鏡餅小(上80g、下120g)×50組
で7.5升(15kg)程度ですが、丸める作業がある分、ストレスが高いのは30日のほう。
かまどで餅を蒸す
2つのカマドを用意して、義父と叔父が朝一番から炊き始めます。
今年は雪がなくてよかった。
25分くらい蒸します。
蒸したばかりの餅米を「おふかしさん」と言い、
食べるとほんのり甘くて弾力があるので
子供にも大人にも大人気。
アルミの蒸し器もありますが、
せいろで炊いたお餅はやはり甘みと柔らかさが違います。
ふんわりとして、本当に丸めやすい!
杵と臼もありますが、それではとても間に合いません。
室内で、2台の電動餅つき機で餅米をつきます。
同じ機械ばかり使うとモーターが焼けるので、
1台ずつ休ませながらつきます。
つきあがったお餅のことを「おふくれさん」と言います。
もち丸め
家族、親族6人程度で「これじゃ小さすぎるぅ!」「まだ粒残ってる!」「次ふけたぞー!」
とワーワー言いながら餅を丸めます。
つきあがったら早めに丸めないと、冷めてくると綺麗に丸まりません。
なので、スピード勝負です。
餅を補充する人、
量を調整する人、
測った餅をすぐさま丸める人、
丸めた餅を数えて管理する人、
空になった道具を洗う人、
「俺もやりたい!」と言って、手伝っているような進行を遅らせているような小さい人…
鏡餅は大を3組、小を50組作ります。
大はデカくて重いので、作れない人・作る勇気が出ない人続出のため、
2年前からは義母の他に、丸め技術が向上した私も鏡餅大担当に昇格しました😆🌅!
餅×コミュニケーション
実家でもここまでしっかり鏡餅を作りこんだことはなかったのですが、
「失敗してもまたつきなおせばいいんだから!思い切りやってみて!」と
鏡餅作りに参加させてもらえたことで、
そこから一気に親族とも交流が深まり、
褒めてもらえたり頼ってもらえたりするようになりました。
今思えば義母が私に、親族とのかかわり代を作ってくれたんだろうな、とも思います。
同じ一つの作業をすることで、一気に親密度が上がりますし、会話も増えます。
餅作りは、
作業をしながら交流を深めるのにうってつけなコミュニケーションツールです!
「餅米こぼした!」「もっと早く蒸せばもっとスムーズにいったのに!」
「最後の方少し大きくなってると思ったら、目盛読み間違えてない?!」など、
ちょっとしたアクシデントも一緒に経験するからこそ、関係性も深まるというものです笑
ぜひ、餅丸めをコミュニケーションツールとして活用してみてください笑
今日も半歩✊!