自分の「長所」を見つける、もう一つの方法。

よく就職活動やコーチングなどの場で、
「自分の短所」を言い換えると「長所」になる
という方法がありますよね。

「優柔不断 → 思慮深い」
とか、
「おせっかい→ 面倒見がいい」
とか。


この方法に今まで何度救われたことか…
と今の今まで思っておりましたが、

ふと、もっと簡単な方法も一つあるかも、と思ったので、備忘録として書いておきます。

目次

「短所」をほめられた件。

私は13年間、店舗の設計施工事務所で勤めていました。
そこで働き始めて3年目くらいに言われたのが、

「お前は、女にしては”鈍感”でいい!」
という言葉😅

その時は喜んでいいのか、馬鹿にされているのか、、、
と素直に喜べませんでしたが、
よくよく聞いていると、

その上司は家に帰って、お風呂に入りながら、
私のことを“しみじみそう思った”んだそうです。


少し、男尊女卑の部分もある言葉ではありますが、
その方が今まで出会った、あるいは会社にいる他の女性社員と比べて、

裏表がなく、
物事を率直に受け止めて、
繊細さがない ←笑

ところが扱いやす…「接しやすい」ということでした。笑

そのおかげか、確かにその後も
他の女性群とは少し違うポジションで
男性陣とお同じ扱いで仕事をさせてもらうことができていたなと自負しています。
(良くも悪くも😅笑)

「短所」+「力」=「長所」

そこで思ったのは、
「短所」も、時と場合によっては「長所」になり得るんだということ。

私の場合は、
「女性っぽさが足りない」、「鈍感」という短所があったのですが
(確かにずっと自覚していました笑)

現場仕事が多かったり、男性とのやりとりが多い仕事においては、
その「鈍感力」が大いに役に立っていました。

特に、年齢的にも一番下っぱだったということもあって、
「てへぺろ力」も活用していたと思います。

女性の先輩たちが「言いたいけど言えない」「今更聞けない」ようなことも、
「あんただったら言えるよ!」「聞いてきて!」と
いい具合に使われたことも少なくありませんw

ちょっと損な役回りでもありましたが、
他の女性陣は立場的にも性格的にも「下手に出られない」のに比べ、
「鈍感な」私は、社内外問わず、
こちらから相談しやすいし、お願いしやすいし、バカのふりした質問もしやすいし、
得な性格でもあるな、とも思うようになりました。


短所を言い換える方法も、視点を変えるのに大いに役立ちますが、
まずは単純に、

「短所」に「〇〇力(りょく)をつけてみると
自分には見えていなかった「長所」が見つかる

かもしれません。

そうすることで、自分の短所自体の見方が変わったり
今まで見えていなかった強い一面に気づくかもしれません😊

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この記事を書いた人

13年間 設計事務所で企業戦士を務めてきた二児の母が、
家族の暮らしを見つめ直した日々の記録。

ふだんは忘れんぼう、おっちょこちょいママだからこそ
仕事で培った設計スキルや整理術、企画力を生活に生かして
明るい家族計画をすすめていくブログ。

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