屋敷林、居久根(いぐね)の活用を考える

みなさん、3匹の子ぶたの話は読んだことがありますか?

もちろん!
ディズニーのアニメでも絵本でもたくさん読んだよ🐖🐖🐖!

長男が小さい頃にもたくさん読み聞かせていたのですが、

ある日長男と工事現場を見ながら
「この家も、〇〇(長男)の家も木でできているんだよー」と話したところ、

「じゃあオオカミに壊されちゃうじゃん😫!」

と心配されたことがありました🤣
確かに、木の家は簡単に作れて簡単に壊れる、作ってはいけない家の一つでしたね!

でも大丈夫。
日本の家は木のおかげで頑丈に、しなやかに作られています😊

目次

宮城の家を支える「居久根(いぐね)」

私が秋田から宮城へ嫁いでびっくりしたのが「風の強さ」です!

宮城の冬は秋田と違い、雪がそこまで多くなく、
太陽が出ている日も多いために「あ、今日も出かけよ☀️!」と思う日が冬でも多いのですが、
街の中でも年に何回か吹く風の強さは秋田にはない衝撃がありました!
冬以外でも案外、風が強い日があったりします。

そんな風の強い仙台地域でも重宝されるのが「居久根(いぐね)」と呼ばれる屋敷林です🌲

いぐねとは、風雪から家屋敷を守るためや、食料や建材、燃料として利用するために敷地を取り囲むように植えられた屋敷林のことです。

仙台を中心とした東北地方の太平洋側で広く使われている呼び名で、家を表す「い」と地境の「くね」から屋敷境を表したことが語源だと言われています。
仙台平野の水田地帯に緑の浮島のように見える「いぐね」は、先祖代々から引き継がれた農村での暮らしの知恵であり、また、農村の風土を形づくる独特の風景です。

仙台市HP

夫の実家にもいぐねがあり、
今年は畑に日を当てるために最低限の木を伐採することになりました。

こちらは10月頃の様子。
杉などに囲まれて、夏は他に比べても涼しい。

近所の方の知り合いに森林組合さんがいるということで、
安く切ってもらうことができました。

思った以上にバッサリいっていました。
いつも見ていた木がなくなるのはちょっと寂しい。
こどもたちはリアル冒険ゲームを開始。
夫が年輪を数えながら「70年ちょっとくらいかな?!」と言っていました!

夫の実家はもともと義母の実家なのですが、
ばあちゃん(私からしたら義母)が68歳くらいなので、
この木は義母と一緒に育ってきたのでしょうか。

せっかくこの地で植えられて育ってきたいぐねたち。

森林組合さんに持っていってもらうのは簡単ですが、
何か、近くの人の嬉しい気持ちに繋がったらと思い、
知り合いで活用してくださる方を募集したところ、
数名の方が薪づくり、焚き火などに反応してくださいました🌲✨

現時点で薪割り方法など全く未経験ではあるのですが、
今後、いぐねの活用方法を調べて活用会を進めて行きたいと思います。

今日も半歩✊!

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この記事を書いた人

13年間 設計事務所で企業戦士を務めてきた二児の母が、
家族の暮らしを見つめ直した日々の記録。

ふだんは忘れんぼう、おっちょこちょいママだからこそ
仕事で培った設計スキルや整理術、企画力を生活に生かして
明るい家族計画をすすめていくブログ。

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