【ゲームセンターで学んだ!vol2.】「100円の価値」を親子で問い直した日

昨日の記事で書いたように、
子供たちと一緒にゲームセンターで「ポケモンメザスタ」をやることになりました。

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そこでの体験が、子どもにとっても親にとっても、
とっっっっっても学びの多い日となりましたので書き記しておこうと思います2。

目次

ポケモンメザスタとは

ポケモンメザスタ』(Pokémon MEZASTAR)はタカラトミーアーツより2020年9月17日に稼働を開始したアーケードゲーム

ポケモンガオーレ』の後継タイトルとなる、コレクションアイテム排出型の『ポケットモンスター』業務用ゲーム機第4弾。

Wikipedia「ポケモンメザスタ

昔からあるカードゲームの進化型のようなもので、
ポケモンをゲットすると、そのポケモンのタグと呼ばれるキャラカードがもらえるというものです。

持っているタグを3枚組み合わせて設置することで、
好きなチームを作ってポケモン対戦ができます。

夫からなんとなく話は聞いていましたが、私は見るのは初めてでした。

そしてこの時はまだ、このゲームの恐ろしさを私はわかっていなかったのです…

気軽に手を出してはいけない、「魅力的」なシステム

前の記事で書いたように、たまたまゲームセンターで遊ぶことになった私たち。
移動途中、念押しのため
「今日は一回しかやらないからね!100円以上は使わないよ」と子供たちに言いました。

すると長男から、


でもさ、、ポケモンメザスタってチャンスが5回くるんだよ
だから全部で600円はないと。。

と言われました。

1回…600円っっ👀❓❗️❓❗️

そんなことある?!

私「いやでも今日は1回やれることになっただけでも運がよかったじゃん?1回しかやらないからね!」
長男「うん、わかった。。。。パパより残酷だ。。。」
(どこで残酷なんて言葉覚えたんだww)

そしてゲーム開始

先ほどの息子との会話では私はまだ理解しきれていませんでした。
ゲームを始めてわかったこのゲームの闇…それは…

ゲームに参加するためにはじめに「100円」を投入。

ポケモンと戦って、

勝ったらポケモンをゲットするチャンスがもらえる!
モンスターボールを投げるために「100円」が必要!!

そう、そもそも100円では参加して戦うことしかできなかったのです!

「勝利おめでとう!ポケモンをゲットできるよ!」
「ボールを投げるためには制限時間内に🪙をいれてね!」


少なくともあと100円入れないと、
たとえ戦いに勝利したとしても、
ポケモンを捕まえられずにみすみす逃すことになる、という設計でした。。。


なんだこの事後請求システムーーーーーっっっっ😱!!!!!

「🪙入れてね!」じゃねーーーっっ!!

結局、少しかわいそうになった私は
「1回だけチャンスあげるから😂」
「どのポケモンを捕まえるかはよく考えて!」
と、もう100円ずつ兄弟に渡しました👛〜💵。



兄は、どうしてもゲットしたかった1匹をゲットしたのち、


全ての戦いに勝利→「ボールを投げない」のボタンを選択
→静かにボタンを押す→ゲットできそうだったポケモンをにがす

を繰り返していました😂😂😂

これは確かに
 ざ ん こ く orz!

次男はというと、
「早く!早く!早くしないとせっかく倒した〇〇が逃げちゃうよ〜😭!」
と泣きつく始末。。
こんなに強くお金を要求されたことはありません😂

いつもはお店で何かを買うときはちゃんと、
「この100円で何を買うかよく考えて買ってね」
というくだりがあって、
100円で収まるようにじっくり考えてお菓子などを買っているのですが、


ここでの100円玉の価値はそれとは全く異なっていました。

次男にも100円だけ渡して、好きなものを1つだけゲットしてもらいました。。

もう400円飛んだ…
これ2人分全部やってたら、、、1,200円っっ?!

最後にミニゲームもあり!草むらに隠れているポケモンをゲットできるチャンスも!!
ここまでやって1人600円です。

そして、けっこうお客さんいる

そこで、よーく周りを見てみると
4台ある機械の周りに何組かの親子が順番に並んでいます。

アクリルケースの中に大量のタグを入れた女の子や男の子。
その後ろを無表情で付き添っているお父さんやお母さん。。。

本当にそれが好きで、数ヶ月に1度の楽しみとかだったならいいけど、、
なんとなく楽しいから、で続けるようなゲームではないな、と思ってしまった私でした😅

子供の「もっとやりたい!」を刺激するシステムは素晴らしいですが、
お金が無意識のうちに湯水のようにどんどん消えていくのには大変考えさせられました。

隣に駄菓子屋があったらいいかも…

帰り道、子供たちは1枚だけでもタグをゲットできたことに喜んでいました。
1枚だけでも嬉しいのよね。

家に帰りながら、
「200円があったら、駄菓子屋さんでジュースもお菓子もたくさん買えるよね」
「メザスタ2回分で本が買るね」
と、お金の価値について改めて話をしながら帰りました。

ゲームセンターは私も好きですが、
ただ無意識にお金を使ってしまうのではなく、
「今日はお菓子を買おうかな」
「今度ゲームがしたいからちょっと貯めておこうかな」
「本を買うためにこれとこれは我慢しよう」
など、意識的にお金を使えるように少しずつアドバイスしていけたら、と思えた週末でした!

今日も半歩✊!

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この記事を書いた人

13年間 設計事務所で企業戦士を務めてきた二児の母が、
家族の暮らしを見つめ直した日々の記録。

ふだんは忘れんぼう、おっちょこちょいママだからこそ
仕事で培った設計スキルや整理術、企画力を生活に生かして
明るい家族計画をすすめていくブログ。

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