【わが家の長男の、虫を飼う理由と逃した理由】

今年も虫の声が心地の良い季節になってきましたね🍁

わが家では、昨年初めてコオロギを飼ってから
コオロギを飼うことが定番になっている子どもたち。

昨年の飼い始めの時期は、

え〜、コオロギ飼うの〜😩?
(エサやりの管理って私でしょ〜?)
(てか、コオロギて〜)

と内心思っていた私でしたが、
早く起きた朝にまだ寝ている(であろう)コオロギを見てからは
「コオロギも寝るのか〜☺️」
とだんだん可愛くなってきたこともあり、
今年も次男がでっかいエンマコオロギを見つけてつかまえる時も
応援していました^^笑


そして虫のおうち(虫かご)を設計するのは長男です。

おれ、虫のおうち作るの大得意だからっ🤩!

と、コオロギがいつ産卵してもいいように
・ふかふかの土のベッド
・コオロギが隠れられる家(トイレットペーパーの芯など)
・水飲み場
・エサ場
・登れる枝や隠れられる葉っぱ

をしっかり用意していました。

これは長男が作った2021年バージョンの虫かご。
メス2匹、オス2匹でした。
ここにさらに紙製卵パックのおうちと、枝が加えられました。
目次

2022年。子どもたちがコオロギをすぐに逃したワケ

今年次男が捕まえたコオロギについて、
「あいつ、メスだから土たくさん入れておかないと!」
そう言って土をたくさんカゴに入れていた長男でしたが、
夕飯前、何やら玄関から綺麗な音が。

私「なんか、玄関でコオロギ鳴いてない?」
夫「庭から聞こえてるんじゃない?」
私「いや、ほら、聞こえるよ?!」
長「メスだから鳴くわけないよ〜笑
コオロギで鳴くのはオスの方で、
メスと結婚したいと思ったオスが
メスを捕まえるために誰よりも綺麗な音を出そうとするんだよ〜?」
私「そうだけどさ〜」


そんな問答をしながら、こっそり戸を開けて耳をすませると

やっぱり鳴いてる!


家族の中で一番の虫博士である長男が言うことだから
全員メスだと信じて疑わなかったのですが、
尻尾の長さを見誤っていたようで、
実際に次男が捕まえたのはオスだったということが判明しました。

夕飯時、コオロギの声を聞きながら「綺麗な音だね〜」と話をしていたのですが、
ちょっと子供の反応を見てみたくなった私は、

でもあのキレイな声って、メスを探している声なんだよね〜?
誰もいない玄関で、ずっとあの子はメスを探し続けているのかなぁ

あの子は誰とも結婚できないまま、それでも頑張って鳴いてるのかなぁ

と投げかけてみました笑

今年捕まえたコオロギ。
どことなく背中に寂しさを感じる、気がする😂


すると長男が、悩んだ後、

「コオロギを捕まえたことがよかったのかよくなかったのかはわからないけど、
俺はこの音を聞きながらご飯を食べられてよかったな。」
「でもかわいそうだから、明日逃してあげようか」
という話になりました☺️




みんなで、
「音をちょっと借りたんだね。コオロギさんありがとうだね。」
と、
一晩 音を楽しませてもらった代わりに
トウモロコシとキュウリを提供して
次の日、次男と長男で草むらに離しました。


今晩も窓を開けて虫の声と秋の風を感じながらの晩ごはん。
「俺たちが離したコオロギかな」と言いながらご飯を食べる長男。


きっとまた捕まえることもあると思いますが、
コオロギの一生を尊重している子供たちがそこにはいるんだろうな、
と思った夜でした。

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この記事を書いた人

13年間 設計事務所で企業戦士を務めてきた二児の母が、
家族の暮らしを見つめ直した日々の記録。

ふだんは忘れんぼう、おっちょこちょいママだからこそ
仕事で培った設計スキルや整理術、企画力を生活に生かして
明るい家族計画をすすめていくブログ。

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