世界が自然と優しくなれる「モノのいい方」

先日、小学2年生の長男の学校行事で「まち探検」がありました。

「まち探検」は、授業の一環で子供たちが
街のお店や交番などを回ってインタビューをしたり
中を見せてもらったりするというものです。

その際に、
「まち探検サポーター」が保護者の中から募集されており、
私も今回初めて参加させてもらうことになったのですが、
はじまりの挨拶の時のある方の「モノの言い方」がとても勉強になりました。

目次

勉強になった、地域ボランティアさんの言葉の使い方。

平日昼間に集まった親御さんは私含め全員で6名。
その他に地域のボランティアさんが6名ほどいらっしゃっていました。

集まった子供たちの前で自己紹介をしていくサポーターとボランティアさんでしたが、
地域ボランティアさんが全員挨拶をした後に

「すみません💦
実はもう一人ボランティアさんがいるのですが…」

と、ボランティアさんをまとめるリーダーの方が話し始めました。


「その方はみんなのことが大好きで、今日の日を楽しみにしすぎて
 もう先に交差点のところで待っているそうです^^!」

とのこと。


詳しくは聞けませんでしたが、
もしかしたらその方は遅刻してしまったためにこの場に居ないだけかもしれないし、
もしくは長距離の移動をしづらい方で、
なるべく動かないように事前に決められていたことだったのかもしれない。。

真相はわかりませんが、
もし素直に

一人遅れているので…💦

や、

足が悪いので…💦

なんて説明の仕方をしていたら、
もしかしたら周りのに方の士気が少し落ちてしまっていたかもしれないし、
心配させてしまっていたかもしれないですよね。
もしくはボランティアさんに対して必要のない感情を抱いてしまうことがあったかもしれません。


ただ、そういう報告の仕方を一切しなかったリーダーさん。

子供たちも、わたしたち保護者も、先生方も、
そこにいた全員が
ほっこりとした笑顔に包まれました☺️



その後は、
急に1人どこかに行っちゃう子が出たり、
進路の決め方で子供同士がもめたりと
山あり谷ありの大変なまち探検を終え、
私たち保護者は、改めて
「先生、いつもうちの子たちをまとめて面倒見て下さっていて、
ありがとうございます😭✨!!」
と、感謝の気持ちが爆増しました🤣


仕事が忙しかった時は、真っ先に断っていた「まち探検サポーター」。
子供たちの成長や、普段の友達同士の関係性、先生の苦労などが垣間見れて
とてもためになりましたし、
地域ボランティアさんの人を優しくさせる「モノの言い方」が
とても勉強になった貴重な機会でした😊

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この記事を書いた人

13年間 設計事務所で企業戦士を務めてきた二児の母が、
家族の暮らしを見つめ直した日々の記録。

ふだんは忘れんぼう、おっちょこちょいママだからこそ
仕事で培った設計スキルや整理術、企画力を生活に生かして
明るい家族計画をすすめていくブログ。

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