散歩タイムに見た、村が繋がる仕組み

地元の村シリーズです^^

私の地元の村は50数年前に米の大量生産のために
国によって作られた村です。

そのため、
農作業や住民同士のやりとりがスムーズに行われるよう、
仕事を分担するが作られたり、
住区内での会合や役割が綿密に計画されているなど、
住民同士のつながりが仕組み化されています。


村では当たり前になっている仕組みとしては、
・住区や、グループ内で管理している実のなる木がある。
・住区単位で協力して景観を守っている花壇がある。
・老人会が主に管理している菜の花畑があり、村の観光名所になっている。
・それぞれの家で採れた野菜や大豆をまとめて加工する加工センターがあり、交流活動の場になっている

などがあります。

西住区の人だけが採れる栗林があります。
春になると西住区の人は勝手に栗拾いができる。
後の人のために取りすぎないようにする。

この他にも、中央には柿林、村の外側には梅林や胡桃林などがあって、
それぞれのグループが管理して交換しあっています。


主要な道路に面した花壇は、
それぞれの住区が分担して手入れをしている。
村の花である「サルビア」は、子供たちが帰り道に花の蜜を吸ったりします。
春にはたくさんの村外客がくる菜の花畑は老人会が管理している。
今の時期は蕎麦を蒔いて、菜の花のための肥料にするらしい!
村の周りの湖で漁れるブラックバスという外来種の魚を魚粉にして
マリーゴールド畑の肥やしにしているらしい。

管理や、住人同士のやりとりが大変ということもあると思いますが、
共同作業を通じて村が繋がる、という仕組みが
村の共有の部分を作る設計になっているんだな、
と感じた帰省時の散歩タイムでした。

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この記事を書いた人

13年間 設計事務所で企業戦士を務めてきた二児の母が、
家族の暮らしを見つめ直した日々の記録。

ふだんは忘れんぼう、おっちょこちょいママだからこそ
仕事で培った設計スキルや整理術、企画力を生活に生かして
明るい家族計画をすすめていくブログ。

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